立派な毒親だった母
毒親。
手をあげたり暴力という形で虐待をする親。
それはもうシンプルに毒親だと思う。
わかりやすく毒親。クズです。
私の母は、一切手はあげない。
心をえぐってくるタイプの毒親。
怒鳴っていたかと思えば、「ママを嫌いにならないで」と泣きつき、すがりついてくる。
泣き落としが通用しないとまた怒り出して、「あんたなんか産むんじゃなかった。冷たい人間だね。あんたはパパにそっくり」とのたまう。
父に関してはまた別記事で記述したいと思いますが、これまた相当な毒親…
だけど、こんな母を毒親だと気付いたのは大人になってからでした。
私がダメな人間だから、母を怒らせてしまうのだとずっと思ってきたから。
母はずるい人間でした。
暴言を吐き、子供を罵倒する反面、とても愛情深く、まるで子供のような澄んだ視点で物事を捉えたりもする人間だった。
自己中で、子供への依存度が半端ではなくて、支配的で、ヒステリック。
だけど、素直で甘えん坊で子供のような憎めない人。
わかりやすく毒親であったらどんなに楽だったか…と正直思ったこともある。
子供への依存が激しくて、結婚してからも姉と私に毎日電話をしてきた母親。
今はもう電話は鳴らない。
これから先もずっと。